非核三原則

核兵器を「持たず、作らず、持ち込ませず」とする日本政府の基本政策。

昭和42年12月に当時の佐藤栄作首相が表明し、歴代内閣は堅持する立場を取っている。

ただ、日本の安全保障は米国の「核の傘」に依存している上、平成22年3月に提出された外務省有識者委員会の報告書では、日米間に米軍核搭載艦船の立ち寄りを容認する密約が存在したと認定しており「持ち込ませず」という原則と現実の乖離が明確にになった。