財産区

明治期の町村合併時、江戸時代から自治を担ってきた旧町村の住民感情に配慮し、原野や井戸、集会所など共有財産の一部を引き続き管理運営させるために作られた。

戦後の合併時にも多く誕生した。

兵庫県朝来市の竹田財産区は「天空の城」で知られる竹田城を保有。

同県豊岡市の湯島財産区は城崎温泉の源泉を四つ持ち、約80軒の宿泊施設に湯を提供している。