拉致問題

北朝鮮による日本人拉致は1970~1980年頃に多発し、日本政府は計17人を拉致被害者に認定した。

そのうち、横田めぐみさんら12人が帰国していない。

2002年9月、金正日(キム・ジョンイル)総書記は訪朝した小泉首相(当時)に「特殊機関の一部が盲動、英雄主義に走った」と拉致を認め、謝罪。

北朝鮮は17人について「5人生存、8人死亡」とし、残る4人は入国事実がないと主張した。

北朝鮮は14年の日朝ストックホルム合意で拉致被害者らの再調査を約束したが、2016年には全面中止を発表した。

日本人以外にも、韓国やタイ、ルーマニアなどで北朝鮮による拉致の可能性が明らかになっているほか、米国人3人が2018年現在、北朝鮮に拘束されている。