防衛計画の大綱(防衛大綱)

10年ほど先まで見据えた防衛政策の基本方針。

初の大綱は1976年に策定された。

2013年にまとめられた現大綱は「統合機動防衛力」構想を柱に掲げ、2010年に策定された前大綱の「動的防衛力」構想よりも、南西諸島防衛を念頭に3自衛隊の一体的な運用を前面に打ち出した。

新たな大綱ではサイバーや宇宙分野の対応も焦点だ。

一方、中期防衛力整備計画は大綱に基づき、5年間で整備する具体的な装備や経費総額を定めるものだ。