2002年9月17日、当時の小泉首相と北朝鮮の金正日総書記が平壌での首脳会談で合意した内容をまとめた文書。
①日朝国交正常化交渉の再開
②日本による過去の植民地支配への痛切な反省と心からのおわびの気持ちの表明。
国交正常化後、日本による経済協力を実施
③国際法を順守し、互いの安全を脅かす行動を取らないことを確認
④核問題及びミサイル問題を含む安全保障上の問題に関し、関係諸国間の対話を促進し、問題解決を図る必要性を確認
などが盛り込まれた。
焦点だった「拉致問題」の文言はなかったが、③の中で「日本国民の生命と安全にかかわる懸案問題」を再び起こさないよう「適切な措置をとる」と記された。