訴訟能力

自らに有利か不利かを被告が見極め、その判断に基づき、裁判で防御することができる力。

法律上の明文規定はない。

最高裁は1995年2月、窃盗罪に問われた聴覚障害者についての決定で、裁判所がその有無を見極める際には、医師や専門家らの意見を聞くなどして審理を尽くすよう求めた。