中所得のわな(middle-income trap)

中所得国の水準に達した国が、低賃金労働などに頼る成長モデルから転換できず、なかなか先進国入りできない状況が続くこと。

世界銀行が2007年の報告書で指摘した。

アルゼンチンやブラジル、メキシコなどが挙げられる。

「一人当たり国内総生産(GDP)1万ドル」を突破できるかが一つの目安である。