高等教育拠出金制度(HECS)

1989年、オーストラリアで制度化された所得連動返済型ローンのこと。

高等教育拡充の財源確保のため、当時無償だった大学に授業料を導入する際、低所得層を念頭に導入された。

収入が基準額を超えなければ返済不要の「あるとき払い」のため、学生の抗議行動も短時間で終息し、政策提言提出から18ヶ月で法制化した。

その後、ニュージーランド、イギリス(イングランド)、ハンガリー、、タイなどでも導入。