コスタリカ方式

同じ選挙区から出馬を目指す同じ政党の候補2人が、小選挙区選と比例選で交互に立候補する。

1994年、衆院選が中選挙区制から小選挙区比例代表並立制に移行した際、自民党の現職が同じ選挙区で競合する事態を避けるために考案された。

同一選挙区での連続立候補を禁じたとされる中米コスタリカの選挙制度にちなんで命名された。

自民党は福島5区や岐阜4区などで採用してきたが、しこりを残した例も少なくない。