新幹線のぞみ台車亀裂問題

平成29年12月、博多発東京行き新幹線のぞみ34号で、JR西日本の乗務員らが異常音や異臭を確認。

しかし、現場と指令員が停止判断を人任せにし、名古屋駅で点検するまで3時間以上運行を続けた。

台車枠の亀裂は破断寸前で、運輸安全委員会が新幹線初の重大インシデントに認定した。

台車を製造した川崎重工が鋼材を不正に削り、強度が不足していたことが判明。

安全委の調査で、発覚前日には台車部品の強度に悪影響を与えるほど亀裂が拡大していたとみられることが分かった。