人獣共通感染症

人間と動物の双方が共通してかかる感染症で、全感染症の半数を占めるとされる。

感染症法でもリスクが最も高い「1類感染症」に指定されているエボラ出血熱やペストなど、致死率の高い感染症も多い。

動物から直接感染するだけでなく、蚊やダニが媒介することもある。

野良猫にかまれて重症熱性血小板減少症候群(SFTS)となり女性が死亡した例や、愛玩用の鳥から感染するオウム病で妊婦が死亡した例など、身近な動物から感染して死亡する例が国内でもまれに報告される。