ペプチド

2個以上のアミノ酸が結合してできた化合物の総称。

ペプチドが集まって高次構造を作り、タンパク質になる。

がんペプチドワクチンは、がんのタンパク質と同じアミノ酸構造を持つペプチドを人工的に合成したもの。

体内の免疫細胞を活性化させ、同様のペプチドを持つがん細胞を見つけて攻撃する。

製薬業界では、天然アミノ酸と非天然の特殊アミノ酸を結合させて合成された特殊ペプチド医薬品の研究も、従来は治療薬の開発が難しかった疾患にも有効であるとして注目を集めている。