米通商法301条

1974年制定。

米大統領が調査の結果、「不当」かつ、米国の貿易の重荷となる「不公正な貿易慣行」が認められた場合、米国の産業を守るため、一方的に関税を課したり、その他の制裁を科したりできることを定めたもの。

相手国に市場開放を迫る「伝家の宝刀」とされ、1980年代の日米貿易摩擦時代に、日本からの譲歩を引き出す手段として活用された。