ミンダナオ和平

フィリピン南部ミンダナオ島で独立を目指し武力闘争を続けてきたイスラム勢力と、フィリピン政府が進めてきた和平交渉。

武力闘争は、1960年代後半に、キリスト教系住民の入植に反発するイスラム教徒の一部が武装化して激化した。

アキノ前政権と最大武装勢力「モロ・イスラム解放戦線(MILF)」が2012年、自治政府を認める和平の枠組み合意に至った。

50年近い紛争で、15万人以上が犠牲になったとされる。