マラス

エルサルバドル、ホンジュラス、グアテマラを中心に拡大した犯罪集団の総称で、メキシコ移民やエルサルバドル内戦(1980~1992年)を逃れた人々らによって米ロサンゼルスで組織されたギャングがルーツ。

1996年に成立した「移民責任法」によって強制送還された不法移民の犯罪者が、祖国などで再び組織化した。

多くの下部組織を持ち、米国、カナダにも勢力を広げる。

3万人以上の構成員がいるとされる「マラ・サルバトルチャ(MS-13)」と、「バリオ(18ストリート)」が二大勢力。