国際獣疫事務局(OIE)

動物の疾病対策を担う国際機関で、パリに本部がある。

加盟国・地域ごとに、食肉衛生や獣医師養成などの体制を総合的に評価し、報告書を作成する仕組みがある。

高評価を受ければ畜産物の輸出促進に役立つため、日本は2016年秋に調査団を受け入れた。

報告書(英語)は2018年7月にまとまり、農水省が「日本の動物衛生体制が全般的に高い評価を受けた」と広報している。

それを除けば中身について目立った発信はなく、一般国民にはほとんど知られていない。