放射線影響研究所

米国の指示で、戦後の1947年に設置された原爆障害調査委員会(ABCC)が前身。

放射線被曝の長期的影響を明らかにすることを目的に、被爆者の計約12万人を対象に死亡率やがん発生率を調べる「寿命調査」などを実施している。

ABCCはかつて、被爆者を治療ではなく調査対象として扱い、「調査すれども治療せず」と批判を浴びた。