ゴラン高原

シリア南西部にある標高約1000メートルの高地。

1967年の第3次中東戦争で、イスラエルが占領し、1981年に併合を宣言したが、国際社会は認めていない。

イスラエルの水源地ガリラヤ湖を見下ろす戦略的要衝で、シリアは返還を要求する。

1974年の国連決議に基づき、高原の東側に緩衝地帯を設置し、「国連兵力引き離し監視軍」(UNDOF)を駐留させ、停戦監視を続けている。

日本も一時、自衛隊を派遣していた。