イスラム国

イスラム教の教えを独自に解釈し、武力で社会変革を目指す過激派組織で、2011年に始まったシリア内戦の混乱に乗じ、イラクから勢力を伸ばした。

石油密売や住民への課税などで潤沢な資金を得て、2014年6月に「建国」を宣言し、アブバクル・バグダーディ容疑者が、カリフ(預言者ムハンマドの後継者)を自称した。

シリアでは一時、国土の約6割、イラクでは約4割を支配した。