概算要求と予算編成

政府の翌年度の予算づくりは毎年8月以末、各省庁が必要経費を見積もった「概算要求」を財務省に提出して本格化する。

財務省で査定を担う主計官が各省庁の担当官と議論し、優先度の低い予算は削る。

やりとりを重ねて案をまとめ、12月下旬の閣議決定に至る作業を予算編成と呼ぶ。

予算案は翌年初めに開かれる通常国会に提出し、3月末までの成立を目指す。