アイスキューブ

南極点近くにあるニュートリノ観測施設。

厚さ約2800メートルの氷の層に掘った86本の穴に、計5160個の光センサーを埋め込んでいる。

宇宙から飛来したニュートリノと、凍った水の分子とがごくまれに反応する際に出る微弱な光を、光センサーが検出する。

建設費は約260億円で、2011年5月から本格的な観測が始まった。

2018年現在は日本を含め、米国やドイツ、韓国、オーストラリアなど12か国が参加している。