バチカンと中国

バチカンはイタリア・ローマ市内にある世界最小の独立国で、1951年に中国と国交を断絶した。

地域または教区の長として全権を持つ司教の任命問題で、バチカンが任命権は法王にあるとする一方、中国が「内政干渉」と反発。

中国が独自に司教を任命するとバチカンは破門宣言で対抗した。

法王フランシスコは2013年に即位後、対中関係改善に意欲を示し対話が進められてきた。