毛沢東

1893年、中国湖南省生まれ。

1921年の中国共産党創立に参加した。

国民党軍による攻撃から逃れた「長征」などを経て指導権を確立した。

1946年からの国共内戦に勝利。

1949年の中華人民共和国成立で中央人民政府主席となり、1954年、国家主席に就任した。

カリスマ的権威を確立する一方、個人崇拝を政治的に利用し、大増産運動「大躍進」(1958~1960年)や文化大革命(1966~1976年)を発動。

多大な人的・物的被害をもたらした。

1976年死去。

共産党は1981年、毛沢東の評価について、功績が誤りをしのぐとの歴史的決議を行った。