関空橋タンカー衝突事故

平成30年9月4日午後1時40分ごろ、関西国際空港と対岸を結ぶ連絡橋に、宝運丸が衝突。

けが人はなかったが、電車や車両の通行ができなくなり、関空島には利用客ら約8千人が取り残された。

橋の通行は平成30年10月6日に全面復旧した。

宝運丸は前日から、橋の南約2.2キロの位置に重さ約2.5トンのいかりを下ろして停泊していたが、観測史上最大の瞬間風速58.1メートルを記録した強風によって、走錨状態に陥った。

海上保安庁は平成23年から、台風・荒天時には「関空島から原則3カイリ(約5.5キロ離れた場所)」に停泊するよう推奨していた。