リクルート事件

1988年に発覚した贈収賄事件で、値上がり確実とされた未公開株が正官の実力者に譲渡された。

自民党長期政権で進んだ金権体質が原因とされ、事件に絡んで当時の竹下登首相、宮沢喜一蔵相らが辞任するなど、ロッキード事件以来の一大スキャンダルに発展した。

国民の政治不信が募り、選挙制度改革や政治資金規正法の強化など90年代の政治改革につながった。